1990-04-18 第118回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
○本間公述人 ただいまの戸田先生の御指摘並びに御質問は、非常に重要な点をついておられると思います。そして、いわゆる冷戦というものについて、ソ連の指導者もアメリカの指導者も、これは終わらせるのである、終わりの始まりが来ているという認識を持っているということは先ほど私も申し上げました。問題は、その後において何が起こるかということについて不確定な要素が依然として非常に多いということがあるわけであります。
○本間公述人 ただいまの戸田先生の御指摘並びに御質問は、非常に重要な点をついておられると思います。そして、いわゆる冷戦というものについて、ソ連の指導者もアメリカの指導者も、これは終わらせるのである、終わりの始まりが来ているという認識を持っているということは先ほど私も申し上げました。問題は、その後において何が起こるかということについて不確定な要素が依然として非常に多いということがあるわけであります。
○本間公述人 御承知のように日米構造協議につきましては、アメリカではトレードアグリーメント、貿易に関する取り決めというふうな扱いで報道されているようでございますが、既に、この協議自身についての報道のされ方にある種の食い違いがあるということがあり、今御指摘のような重点の置かれ方というものに食い違いがあるということは、恐らく事実として認めざるを得ないと思います。私は、その根本にある問題として、やはり日本
○本間公述人 私は、皆様が予算の審議を進められるに当たりまして、今日の世界における日本ということにつきまして、日米関係に焦点を置きながら時間の範囲で私の考えるところを申し述べまして、いささかでも御参考になることがあれば幸いでございます。 今日の世界の情勢は、これはある意味では非常に複雑であり、ある意味ではまた要約しやすい情勢であるかもしれない。と申しますのは、一方においてはいわゆる冷戦、第二次大戦後続